BoardGame Business Expo Japanに出展しました
2024年3月23日-24日にインテックス大阪で初開催されたBoardGame Business Expo Japanに、バーチャルパーティーも出展いたしました。
当社は設立1年目のニューフェイスですが、なんと入口近くにどーんと大きなブースを構えさせていただきました!
ゲームマーケットや他の展示会でVR体験会をいくつか運営した当社ですが、これほど大きなブースで出展するのは初めてです。
この日のためにメンバー総出で準備と当日の運営にあたりました。
VR体験の1回当たりの定員はなんと4名! おかげさまでたくさんの方にVR体験をしていただけました。
参加したスタッフにインタビューしてきました!
現地担当:スタッフMさん
VR会場担当:株式会社バーチャルパーティー 社員R──スタッフ内でどのような役割をしていましたか?
スタッフM:VR体験の受付やVR組との連絡をメインに、スタッフが休憩に入った時はVRゴーグル案内係のヘルプもしていました。 他にもお客さんを呼び込んでVR体験の説明をしてチラシを渡し、体験会への勧誘をしていました。
社員R:VR側唯一のバーチャルパーティー社員でしたので、VR内の現場責任者兼現地との連絡を担当していました。インテックス大阪会場で流すVR映像の定点カメラのカメラマンもしていました。──どんな準備や打ち合わせをしましたか?
スタッフM:事前に現地組とVR組がVR上で集まって段取りの確認、トラブルシューティング、ブース内の配置の確認をしました。
社員R:ちゃんと紹介するべきことをリストアップしたり、ワールドでどういった案内をするかみんなで考えて準備しました。TRPGはCatsUdonで用意しているファンタジー風の村を案内するようにしまして、ボードゲームもカードを触らせるようにしました。──当日ブース内の様子はどうでしたか?
スタッフM:ブースが会場の入り口真ん前で見やすい位置にあったため、興味は持ってもらえたかなと思います。多くの方に物珍しい目で見てくれたと思います。実際にVR体験していただける方も多かったです。 スタッフ内の連携も取れていました。オフでは初対面でしたが、VRで何度も会ってお話をしていたためスタッフの得手不得手も分かっていたのでスムーズにできたと思います。
ただ、それでもVR組との連携が結構きつかったです。受付と連絡役を兼務していたためお客さん対応中はVR組からの連絡が対応できなくて。途中から追加で連絡役を置いて対応しました。
社員R:VR内は絶え間なく人が来て連絡が常に入り続けたため、忙しかったですね。BGBEは20分刻みだったのが回線落ちなどのトラブルにより時間を柔軟に対応した結果とても忙しかったです。──やっていて大変だったところはどこでしょうか?
スタッフM:VR組との連絡とタイムスケジュールの管理です。イレギュラー変更もあった。 タイムスケジュールの管理が難しかったです。当初の予定通り15分→5分インターバルでできたらよかったのですが、お客様のご都合でちょっと遅れていらしたりした場合や、機材トラブル等で若干時間がずれたことがあります。その際はVRスタッフに時間調整をお願いしましたが、VR組も柔軟に対応してくれたので助かりました。また受付をほぼ一人でやっていたため、複数組お客さんがいらしたときになかなか対応に苦労しました。
社員R:お客様によってVR操作に適応する速さに差が出ていたところですね。それをなんとかサポートしていました。 VR機器の音量ボタンやミュートボタンを触ってしまって何も聞こえなくなったときの対応が本当に難しかったです、 現地スタッフに連絡して、「ミュートボタン押してないか確認お願いします」と依頼していました。──楽しかったところ、やりがいがあったところ。
スタッフM:数多くの方にVRの体験をしてもらって「VRってこんなことできるんですね」と思ってもらえたところが一番大きいです。 まだまだVR市場もマイナーで、VRボードゲームはさらにニッチな市場ですが、まずはもっともっと広めていろんな人に知ってもらいたいですね。
社員R:だいたいの方がおおーと驚いてくださったことです。中には食い付きがとてもいい方もいらっしゃって、そういう方は特に楽しく案内できましたし、VRTRPG・ボードゲームの活動に興味を持ってくれた時はとても嬉しかったです。──「次はもっとこういうことができたら」と思うことはありますか?
スタッフM:アピールをもうちょっとできたらな、というのはあります。VRを体験してもらった方は「VRってこんなことできるんだ!」と思ってくださる一方、「興味はあるけど体験まではいいや……」という方がいらっしゃっいましたから、そういう方の目をもっと引いてVRの認知をあげていける何かがあればなと思っています。
社員R:BGBEではビジネスとしてCatsUdonで何ができるかの機能紹介に重きを置いた結果、味気のない感じになってしまっていました。お客様に楽しんでもらうことももうちょっと重視すべきだなと思いました。──終わってみての感想をお願いします。
スタッフM:なんだかんだやりきったという達成感は大きいです! バーチャルパーティーもまだまだ走り出したばかりです。大きな舞台も今回が初めてで、本当に手探り状態ながら自分たちで1から作り上げていく感じは文化祭みたいで楽しかったです!
社員R:昼食休憩はとったものの7時間くらい連続でVRに入っていたため、辛かったですね…… 1時間ごとにTRPG紹介ワールドとボードゲーム紹介ワールドを切り替えていたので、そこも忙しかったです。でも体験してくださったみなさんが楽しんでくれたのでやって良かったなと思います。また、一緒に苦難を乗り越えたVRスタッフの団結力が高まりました。
BGBE期間はVR体験だけではなく、CatsUdon公式Vtuber、冒険者でぃーさんのグリーティングもやっておりました!
もちろん、冒険者でぃーさんにもインタビューしてきましたよ!
──グリーティングをしていたそうですね?
はい、モニターの中から来ていただいたお客様とお話をしていました! モニター上部にカメラをとりつけて、呼び込みという形でブース前を通りがかったお客様にアピールしていました。──事前にどんな準備や打ち合わせをしましたか?
遅延なく音声も問題なく現地とやりとりできるかという確認を主にしていました。
僕はたくさん接客業をやっていたし(編注:でぃーさんは7歳のためこいぬキッザニア?で接客してたとのこと)、VRChatのイベントを毎週やってたりして、見知らぬ方とお話しすることには慣れてましたからその経験が生きましたね!──当日ブース内の様子はどうでしたか?
現地の様子を見られるカメラはブースの外側を向いていたので、中の様子は見えませんでした。固定カメラで見るのは限度がありますね。
カメラから出入口の様子が見えていましたが、BGBEの来場者は家族連れが多かった印象はあります。コミケのような客層をイメージしてたので、意外でした。ご年配の方もいらっしゃいましたね。──やっていて大変だったところは何でしたか?
長時間のVRです。交代要員がいないので6-7時間ぶっ通し、休憩時間も少なめで体力的に大変でした。
長時間VR自体はやりますが、常に声を出し続けることはあまりありません。お客さんはいなくても誰かしらに声は届いているので、「常に声を出してアピールするぞ」という使命感はありました。通り過ぎる人を引き留めていくことができていたならよかったです!──楽しかったところ、やりがいがあったところはどこでしょう?
自分の言葉に反応して立ち止まって、話しかけてくれたことが楽しかったです。
録画PVが流れてると思っている人に「はーい、そこのあなた見えてますよ~」ていうとびっくりして話しかけてくれるんです。また、お世話になった方が会場にいらしてくれてご挨拶してくれたこと、お子様が反応してくれたことは本当に嬉しかったです。
嬉しかったです。僕は子供が大好きなので。
──「次はもっとこういうことができたら」と思うことはありますか?
フルトラッキングの環境ができて全身使っての表現ができるようになったので、全身映るような縦型モニタで何かできるかもしれません!──終わってみての感想をお願いします。
やりがいがありました。VRのヘッドセット被れる人は会場に限られてましたから、VRというものをどうやって伝えるか。VRとボードゲームの相関性は一見するとわからない。ゴーグル被ればわかるけど、そこまでたどり着かない人もいます。そういう意味で、僕のやれることはできたのかな、と、「やったぜ!」という感じはあります。Vtuberとしては会場で知ってチャンネル登録をしてくれたと後から報告をくれた方がいらっしゃったのが嬉しかったですね。ただ、できればもっとチャンネル登録とか、Xのフォローを何名してくれたか、数字が見たかったですね。
──最後に伝えたいことあればどうぞ!
CatsUdon放送局でまめたんと一緒にVtuberやってます、冒険者でぃーです! 毎週火曜日定期放送と、VRでTRPGやボードゲームをやっている様子を放送しています。僕たちがどんなふうに遊んでるかぜひ見てください! チャンネル登録もしてくれると嬉しいです!
ありがとうございました!
これほど大きな会場での大型ブース出展は初ということもあり、当社としても手探り状態での出展でしたが、たくさんの方にVRのボードゲーム・TRPGというものがあるんだよ!と知って頂けたら何よりです。
VR体験した皆様、ブースにお立ち寄り頂いた全ての皆様、ほんとうにありがとうございました!